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2012年5月10日木曜日

パリのパン屋。

昨年暮れに、初めてパンの本場パリに行ってきました。

パン屋になって12年目で初めてとは恥ずかしい。

行く前は、終日パン屋だけを巡って過ごそうと計画していましたが、いざ到着してみると街が持つ歴史の重さに圧倒され、一般的な観光ルートを周るだけでお腹いっぱい。
朝7時から夜9時まで歩き通し、ホテルではお風呂と寝るだけになってしまいました。














特に、アンヴァリッドのナポレオンボナパルトの石棺が置かれている建物の中は、むせ返るような重たい空気で満たされていました。

それで、パン屋巡りもままならず、数軒におじゃまするだけにとどまりました。

その中で気に入ったのが、エッフェル塔の目の前の公園近くにあったこちらのお店。

Les Gourmandises d'effel















2011年のパリのバゲットコンクールで賞を取ったお店だそうです。

まだ開店後、2年程の新しいお店でしたが、ハードものもお菓子ものもレベルが高く、お昼の時間は長い行列ができていました。

私たちは、パンオショコラとカスクルートサンドとパンオレザンをいただきました。

歯切れが良く、口溶けがよい本物のフランスパン。おいしかった。

これからの仕事の、ひとつの指針としていきたいと思います。



これからも、パン屋に限らず色んなお気に入りを紹介出来たらと思います。

エッフェル塔を下から覗くとこんな感じ。















和英