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2012年9月30日日曜日

ご心配おかけしました。

9月の18日から25日までの8日間、病気療養のためお休みをいただいておりました。

休み中、ご来店いただきましたお客様には、大変ご迷惑をおかけしました。


そして、今週水曜日の営業再開後、心配してすぐにご来店いただきました常連のお客様方。
この場をお借りして、精一杯の感謝を伝えたいです。ありがとうございました。


体調の方は、徐々に良い方向に向かっており、出来る範囲でパン作り頑張っています。

予定より遅れてしまいましたが、秋らしさを感じる新しい商品を少しづつ出していますので、ご来店いただけましたら幸いです。




気がつけば、朝晩はすっかり涼しくなっていました。

一年の中で、最も好きな秋への入り口。パッシングサマーって言うんでしょうか。

この季節になると、必ずと言っていいほど聞きたくなるレコードがコレ。


本当は、冬の音楽?




















現ETBGのベン・ワットの’83年のソロアルバム『ノースマリン・ドライブ』です。

所謂、ネオアコと呼ばれる音楽の代表的な作品ですが、ほぼ一人で作ったようなローファイ感覚に溢れる普遍的な一枚。

基本は、ボッサ・ノーヴァのリズムなんだけど、ブラジル本国のものとは空気感が全然違い、無国籍な印象を受けます。

必要以上にエコーを聞かせたナチュラルトーンのギターの音や、子供が弾いているような素人感たっぷりのピアノの音。ちょっと濁ったサックスの音と鼻歌みたいなボーカル。

それらが、これ以上無いようなバランスで空間に並べられている究極の音楽。

秋の誰もいなくなった砂浜で、ビニールシートに寝転んでラジカセで聞くのが一番似合う音楽。つまり、天国を意味します。


このレコードに出会ってから、コレとにたようなものを探す旅にでましたが、ジョアンの諸作を除き、見つける事は出来ませんでした。

お店にレコードジャケットを飾ろうとしたのも、この季節にこのジャケットを飾りたいと思ったのが理由です。


CDでは簡単に手に入りますので、ぜひ体験してみてください。






さて、商品のラインナップも少しづつ秋らしいものに入れ替えています。


ロッゲン・ミッシュブロート。




















ライ麦を60%使用した、ドイツパンです。

クラムはかなり詰まった感じで、ライ麦特有のぬるっとした食感と程よい酸味が楽しめます。お酒との相性も抜群です。

ハーフサイズでもお出ししています。

お好みの厚さにスライスもいたしますので、お気軽にお声がけください。

今後、更においしいパンを提供出来る様、努力していきます。


今後共、ブーランジェリーマシマシをよろしくお願い致します。



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