2016年4月25日月曜日

今週末からゴールデンウィークが始まりますが、

当店は、変わらず火曜日から土曜日まで営業しています。

お休みの方も、お仕事の方も、どうぞお越しください。


4月になって、熊本の地震など、多くの出来事がありましたが、それらを知り、普通に仕事をして暮らせる毎日に感謝したいと心から思います。

そういえば、先週21日に、米国のロック・ミュージシャン、プリンスが57歳の若さで永眠しました。

中学3年生だった当時、毎日のようにアルバム『パープル・レイン』を聞いて過ごしたことを思い出します。

今年の冬、なぜか彼の音楽が無性に聴きたくなり、仕事を終えて家に帰ると彼のレコードを何度も廻しました。

やはり、80年代の彼の音楽は、何年も先を行っているような先鋭的なものでした。


今週は、そんな彼の偉大なる功績に敬意を払い、このレコードをお店に飾らせていただきます。




















右、ビートに抱かれて/プリンス・アンド・ザ・リボリューション


前述の『パープル・レイン』からのシングルカット。花束が散りばめられたジャケットデザインが涙を誘います。

原題は、「When doves cry」。直訳すると、「鳩が泣く時」となります。

人々がののしり合い、その喧騒に影響されて平和の象徴である鳩が泣く時、戦争がすぐそこにまで近づいてくる、といったような内容のようです。

この歌がヒットしてから32年が経過していますが、世界は未だ平和を実現できず、この国でも、人々が己の主張を声だかに叫んでいます。嫌な感じがします。

無関心もいけませんが、干渉もほどほどにしないといけません。



左、ラーク/リンダ・ルイス

4月は、陽気な気分なので、見て爽やかな感じを与えるようなジャケットを飾ってみました。

イギリスのジャマイカ移民の子供、リンダ・ルイスの代表作です。

ラークとは鳥のヒバリのこと。

調べてみたら、熊本県の「県の鳥」はヒバリだそうです。そんなつもりはなかったのですが。

発売当時は、それほど話題にもならず隠れた名盤扱いでしたが、90年代に入り、特に日本で評価が急激に上がったレコードです。

まだ未聴ならば、この季節がぴったりかもしれませんので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。



















遡って、3月の終盤、桜の花が咲き乱れていた頃には、右の

シングス・ルーティン・ソングス/ブロッサム・ディアリー

名前が正にブロッサムで、ジャケットも薄いピンクに彩られていたので迷わずチョイス!

日本ではものすごく人気の高い、フィーメル・ジャズ・シンガーで、特にこのレコードはジャケット、内容ともに素晴らしいのでとても気に入っています。

もともとアメリカの清涼飲料水のメーカーが作ったノヴェルティだったそうで、噂は聞くけど、でも聞くことができないという、幻のレコードだったそうです。

現在は、CDで簡単に入手できます。彼女の魅力がギュッと詰まった名盤ですので探してみては。


そして、3月の初め、雨ばかり降る不安定な時期にはこのレコード。

3月の雨/エリス・アンド・トム

説明不要のブラジル音楽界の伝説、女王エリス・レジーナと法王アントニオ・カルロス・ジョビンのデュエットアルバムです。

表題曲の歌唱途中で、エリスがクスクス笑い出す場面があって、録音中のリラックスしたムードが聞く人すべてに伝わり、穏やかな気持ちにさせる奇跡的名演が楽しめます。

同年のジョアンのテイクも素晴らしいので、いろいろ聞き比べてみるのもやはり楽しいです。

お二人も、また、他界されていますが、残された音楽は、永遠に愛されていくのでしょう。



和英