先週末から始まったシルバーウィーク。
今年は、地味な感じになるのかと思ってましたが、予想以上にお出かけする方が多いようで、金沢の街の中も久しぶりに人がいっぱいでした。
土曜日の営業でも、観光客と見られる方もちらほらお見えになり、浴衣を着て歩く方なんかもいたりして、以前見ていた風景が甦ったかのようでした。
昼前は人がいっぱい! |
昨日は、兼六園付近で火事があったようですが、人が動き出せば、それに伴いいろんなことが起こるものですね。(最近、夜に暴走するバイクの音がうるさい。)
ちょっと買い物に出ても人だかりと渋滞。
ちょっと静かだった4月や5月が、恋しく思えてくるのはなぜでしょう?
と、いうことで、涼しくなってきたこの季節は家で読書などしていようと、またひきこもりの日々。
先日発刊されたばかりの新刊、早川義夫著「女ともだち」を一気に読む。
日本で最初のロックバンド「ジャックス」の中心的存在で、現在はシンガーソングライターの著者が、長年連れ添った亡妻との思い出を綴った感動の書。
生きることの意味や、人と関わることの大切さを教えてくれる、哲学書のようなエッセイ。
いろいろな問題を抱えながら生きる現代の人々に、知恵と勇気を与える良書だと思います。
私たち夫婦が出会って間もない頃、初めて一緒に見たのが、横浜本牧ゴールデンカップで行われた早川さんと佐久間正英さんのデュエットコンサートでした。
その後、金沢に越してから、もっきりやさんで2度演奏を拝聴させていただきました。
いつも、純粋でまっすぐな歌声に体が震え、涙が流れるのを抑えることができません。
その時に、無理を言ってもらったサインは大切な宝物です。
また再び、あの歌声が聞けたらいいのにと切に願います。
和英