ページ

2013年6月18日火曜日

半年分!!!part2

続けます。

3月は、早めの桜で、沢山の人々が春を先取りしようと、通りにでてきていましたね。

右から3月、4月分




















その、沢山の人出を目にして、頭に浮かんだメロディがこのアルバムのタイトルトラック。

ブリジット・フォンテーヌ『ラジオのように』。

フランス初のインディレーベル「Saravah」の看板アーティストで、これは2作目にあたります。

アメリカのフリージャズ集団「アート・アンサンブル・オブ・シカゴ」との共作で、ジャズというより土俗的なダンスミュージックと言った方がしっくり来るストレンジな音楽です。

江戸時代の花見の様に、春、人々が浮かれ踊り狂うような光景が目に浮かびます。

ジャケットもカッコいいので、昔から気に入っているレコードです。



3月終わりから、4月初旬。

ちょうど、高校を卒業し、初めて一人暮らしを始めた頃、夢中になって聞いていた音楽。

THE BLUE HEARTS『THE BLUE HEARTS』です。

説明不要の日本のロックの金字塔。ヒロトとマーシーの青春が目一杯詰まっています。

この季節になると、毎年の様に引っ張り出してきては聞いています。

ジャケットデザインもシンプルで、普遍的な美しさをたたえています。

断然アナログで持っていたい盤です。ミックスもCDとは違うので、ヘッドホンで大音量で聞くと高音部の細かさなど、新たな発見があるかもしれませんよ。ぜひ探してみてください。


4月下旬。

セルジュ・ゲンスブール『囚われ者』。

開店当初から、ずっとお店においてあったのですが、このひげ面の親父の写真を可愛らしい内装のお店に飾っていいものか、ずっと悩んでいたのですが、誰もこのジャケットコーナーに関心がなさそうなので、そろそろいいかな?と出してみました。

フランスのポピュラーミュージックのパイオニアとして日本でも非常に人気がある彼の最後のスタジオ録音アルバムです。

ビリー・ラッシュ他アメリカの凄腕スタジオミュージシャンの演奏をバックに、ラップともつぶやきともとれるような微妙な歌唱で、強烈なオリジナリティを発揮しています。

アルバム毎に全く違ったジャンルの音楽を聴かせ、「リズムの放浪者」とでも表現出来るかもしれません。

髪もぼさぼさ、ひげも伸びっぱなしでも清潔感があってカッコイイ。そんな大人にはいつになったらなれるのでしょうか。

続く


和英