2013年1月29日火曜日
2013年1月26日土曜日
pattiがやって来る!!
北陸は、昨日も今日もBFS(暴風雪)です。
足元の悪い中、ご来店いただきましたお客様には本当に感謝したい気持ちでいっぱいです。
今日も、台風並みの風が吹くとの予報です。早く春が来ないかなあと毎日考えています。
そういえば、明日1月27日にはもう一つ大きな台風がやってきます。
なんと、伝説のパンクロッカー、Patti Smithが金沢にやってくるのです。
昨年8月頃に、ラジオの告知CMを聞いたときには、絶対嘘だと思っていました。
しかし、彼女は本当に金沢にやってくるのです。
22歳のときに、1stアルバム『牝馬』を聞いて以来、虜になり、人生の節目節目には必ず彼女の音楽に触れ、励まされてきました。
’96年の初来日時や2度のフジロック出演時など、仕事の都合などでどうしても立ち会えず、もう会う事は叶わないのだと諦めていました。
そんな彼女に、明日会う事が出来るのです!
この気持ちを、何とか形にしたくて色々考えた末、パンで何かを表現しようとの結論に至りました。
彼女は、シンガーで、ギタリストでもあるのですが、ライブの一部でクラリネットの演奏も披露してくれます。
これは!と思い、昨日ようやく完成に至りました。
実物は、あまり見た事が無いのですが、写真を参考に、あまり精巧にせず、デフォルメして作りました。
大きさは、実物に近いと思います。
明日、これを持って8ホールに行きたいと思います。
ちゃんと渡せるかなあ。
和英
足元の悪い中、ご来店いただきましたお客様には本当に感謝したい気持ちでいっぱいです。
今日も、台風並みの風が吹くとの予報です。早く春が来ないかなあと毎日考えています。
そういえば、明日1月27日にはもう一つ大きな台風がやってきます。
なんと、伝説のパンクロッカー、Patti Smithが金沢にやってくるのです。
昨年8月頃に、ラジオの告知CMを聞いたときには、絶対嘘だと思っていました。
しかし、彼女は本当に金沢にやってくるのです。
22歳のときに、1stアルバム『牝馬』を聞いて以来、虜になり、人生の節目節目には必ず彼女の音楽に触れ、励まされてきました。
’96年の初来日時や2度のフジロック出演時など、仕事の都合などでどうしても立ち会えず、もう会う事は叶わないのだと諦めていました。
そんな彼女に、明日会う事が出来るのです!
この気持ちを、何とか形にしたくて色々考えた末、パンで何かを表現しようとの結論に至りました。
彼女は、シンガーで、ギタリストでもあるのですが、ライブの一部でクラリネットの演奏も披露してくれます。
これは!と思い、昨日ようやく完成に至りました。
クラリネットの形の飾りパン! |
実物は、あまり見た事が無いのですが、写真を参考に、あまり精巧にせず、デフォルメして作りました。
大きさは、実物に近いと思います。
明日、これを持って8ホールに行きたいと思います。
ちゃんと渡せるかなあ。
和英
2013年1月22日火曜日
たまにはご褒美を♪
先週雪降る中、犀川沿いにあるKUPPIさんへ行ってきました。
片町から犀川大橋を渡ってすぐのところにあります。
はじめて金沢へ来た時にぶらり立寄り、金沢への出店をとても意識したお店です。
雑貨をはじめ、雰囲気などとても気に入っています。
忙しくてなかなか行けなかったのですが、久々に行く事ができました。
ゆっくりお茶をいただきながら、のんびりと食器を眺めていたら
気になるカップ&ソーサーが!
フィンランドのARABIAのビンテージのものだそうです。
というわけで、2脚を家へ連れて帰ることにしました。
少しの時間でもこれで飲んだら、すごくリラックス出来そうな気がしています。
実際にコーヒーを入れてみると、またさらにカワイイのでした。。。
しばらくはニヤニヤと眺めながら、コーヒーをいただきます!
り
片町から犀川大橋を渡ってすぐのところにあります。
はじめて金沢へ来た時にぶらり立寄り、金沢への出店をとても意識したお店です。
雑貨をはじめ、雰囲気などとても気に入っています。
忙しくてなかなか行けなかったのですが、久々に行く事ができました。
ゆっくりお茶をいただきながら、のんびりと食器を眺めていたら
気になるカップ&ソーサーが!
フィンランドのARABIAのビンテージのものだそうです。
というわけで、2脚を家へ連れて帰ることにしました。
少しの時間でもこれで飲んだら、すごくリラックス出来そうな気がしています。
実際にコーヒーを入れてみると、またさらにカワイイのでした。。。
しばらくはニヤニヤと眺めながら、コーヒーをいただきます!
良く見ると一つ一つ色が違っていて、それが嬉しい。 |
り
2013年1月17日木曜日
季節に合った音楽。
寒い毎日が続いていますが、いかがお過ごしですか?
昨年の暮れから現在まで、何かと忙しい毎日ですが、少しでもリラックスした時間を見つけて過ごしたいものです。
お店に飾っているレコードの紹介も、忙しさにかまけて遅れおくれになっていますが、重い腰を上げて、やってみたいと思います。
昨年11月から今年1月までに飾っていたものを一挙紹介。
まずは、秋になると聴きたい曲No.1「甲州街道はもう秋なのさ」収録。忌野清志郎率いるRCサクセションの3枚目のアルバム『シングルマン』です。
まだフォークトリオだった頃の傑作で、清志郎の青春が目一杯詰まっているエヴァーグリーンな名盤です。
超名曲「スローバラード」の他、「ヒッピーに捧ぐ」や「やさしさ」など、どれも他の音楽とにたものが無く、まさにオリジナルな世界観を持っています。
しかし、実際には発売後、約半年ほどで廃盤になるという悲運に見舞われ、5年後に有志による再発要請運動があるまで正当な評価がされなかったと聞きます。
今聞いてみても、どの部分にも隙がなく、3人の音楽に対する真摯な態度をストレートに感じる事が出来ます。
日本のポップミュージックの最重要作品。静かなこの季節に体験してみてはどうでしょうか?
12月は、季節柄お店でもクリスマスの音楽を流していましたが、この月はやはりどうしてもジョンの事を思い出す月でもあります。
ビートルズを解散してから発表した、ジョンのソロ名義での2作目が’71年発表の『イマジン』です。
その前年に発表された1枚目『ジョンの魂』は、一切の装飾を取り除いた究極のシンプルロックでしたが、2作目では多少の心理的変化が見られ、グランドピアノの複雑な音色に彩られ、ずいぶん優しい印象を受けます。
今や、ビートルズの音楽以上に有名になった「イマジン」ですが、アルバムに収録されている他の曲からは、もっと切羽詰まった感情が感じられます。
孤独やマスメディアへの不信やポールへの嫉妬など、全世界の誰もが抱えている感情が丸裸にされたまま置き去りにされて行くような印象を受けます。
世界で最も有名なロックミュージシャンが、「僕も君と一緒だよ」と訴えかけているその姿勢に、20歳頃感動し、夢中になっていたのを思い出します。
誰にとっても特別なものになります。歌詞カードを片手に、ぜひ一人で聞いてもらいたいです。
お正月は、明るく行きたいと思い、コレクションの中から選んだジャケットがビーチ・ボーイズの’67年に出るはずだった幻盤『スマイル』です。
当時ジャケットの、印刷まで完了していたにも関わらず、当時の薬物使用環境から肝心の中身が完成せずお蔵入りになっていた音源が2011年になってブライアン・ウィルソン本人によって再編集され、一つの形になって発表されました。
それまでは44年もの間、マニア達に「僕の想像するスマイル」を数えきれないほど作成させた罪深い名盤です。
発表されたときは、全世界で「答え合わせ」が繰り広げられたと聞きます。
しかし、’67年の当時の精神状態で編集されたものでは無いため、それも「模範解答」という扱いに至っています。
しかし、そういった経緯を何も知らなくても、音楽として普遍的な美しさがあり、どんな年代の方にも楽しめる内容になっています。
ジャンルはロックなのですが、賛美歌に一番接近したロックミュージックと言えるかもしれません。
レコーディングに約半年かかったと言われる世紀の奇曲「グッド・ヴァイブレーションズ」も最高の音質で味わう事が出来ます。
昨年、開店の準備をしていた頃、お店のエントランスのデザインの一つのモデルとして考えていたのが、このジャケットに描かれている「くちびる」を売る素敵なショップでした。
そんな意味でも、自分にとって思い入れが沢山ある特別なレコードです。
これもまた、一人で夜中に聞きたい音楽の決定版です。
リラックスした格好でどうぞ。
今年もずっとやっていきますので、来店のひとつの楽しみにしていただければとおもいます。
和英
昨年の暮れから現在まで、何かと忙しい毎日ですが、少しでもリラックスした時間を見つけて過ごしたいものです。
お店に飾っているレコードの紹介も、忙しさにかまけて遅れおくれになっていますが、重い腰を上げて、やってみたいと思います。
昨年11月から今年1月までに飾っていたものを一挙紹介。
RCの3rdオリジナル盤 |
まずは、秋になると聴きたい曲No.1「甲州街道はもう秋なのさ」収録。忌野清志郎率いるRCサクセションの3枚目のアルバム『シングルマン』です。
まだフォークトリオだった頃の傑作で、清志郎の青春が目一杯詰まっているエヴァーグリーンな名盤です。
超名曲「スローバラード」の他、「ヒッピーに捧ぐ」や「やさしさ」など、どれも他の音楽とにたものが無く、まさにオリジナルな世界観を持っています。
しかし、実際には発売後、約半年ほどで廃盤になるという悲運に見舞われ、5年後に有志による再発要請運動があるまで正当な評価がされなかったと聞きます。
今聞いてみても、どの部分にも隙がなく、3人の音楽に対する真摯な態度をストレートに感じる事が出来ます。
日本のポップミュージックの最重要作品。静かなこの季節に体験してみてはどうでしょうか?
ジョンの2nd英アップル盤。 |
12月は、季節柄お店でもクリスマスの音楽を流していましたが、この月はやはりどうしてもジョンの事を思い出す月でもあります。
ビートルズを解散してから発表した、ジョンのソロ名義での2作目が’71年発表の『イマジン』です。
その前年に発表された1枚目『ジョンの魂』は、一切の装飾を取り除いた究極のシンプルロックでしたが、2作目では多少の心理的変化が見られ、グランドピアノの複雑な音色に彩られ、ずいぶん優しい印象を受けます。
今や、ビートルズの音楽以上に有名になった「イマジン」ですが、アルバムに収録されている他の曲からは、もっと切羽詰まった感情が感じられます。
孤独やマスメディアへの不信やポールへの嫉妬など、全世界の誰もが抱えている感情が丸裸にされたまま置き去りにされて行くような印象を受けます。
世界で最も有名なロックミュージシャンが、「僕も君と一緒だよ」と訴えかけているその姿勢に、20歳頃感動し、夢中になっていたのを思い出します。
誰にとっても特別なものになります。歌詞カードを片手に、ぜひ一人で聞いてもらいたいです。
永遠の謎盤『スマイル』! |
お正月は、明るく行きたいと思い、コレクションの中から選んだジャケットがビーチ・ボーイズの’67年に出るはずだった幻盤『スマイル』です。
当時ジャケットの、印刷まで完了していたにも関わらず、当時の薬物使用環境から肝心の中身が完成せずお蔵入りになっていた音源が2011年になってブライアン・ウィルソン本人によって再編集され、一つの形になって発表されました。
それまでは44年もの間、マニア達に「僕の想像するスマイル」を数えきれないほど作成させた罪深い名盤です。
発表されたときは、全世界で「答え合わせ」が繰り広げられたと聞きます。
しかし、’67年の当時の精神状態で編集されたものでは無いため、それも「模範解答」という扱いに至っています。
しかし、そういった経緯を何も知らなくても、音楽として普遍的な美しさがあり、どんな年代の方にも楽しめる内容になっています。
ジャンルはロックなのですが、賛美歌に一番接近したロックミュージックと言えるかもしれません。
レコーディングに約半年かかったと言われる世紀の奇曲「グッド・ヴァイブレーションズ」も最高の音質で味わう事が出来ます。
昨年、開店の準備をしていた頃、お店のエントランスのデザインの一つのモデルとして考えていたのが、このジャケットに描かれている「くちびる」を売る素敵なショップでした。
そんな意味でも、自分にとって思い入れが沢山ある特別なレコードです。
これもまた、一人で夜中に聞きたい音楽の決定版です。
リラックスした格好でどうぞ。
今年もずっとやっていきますので、来店のひとつの楽しみにしていただければとおもいます。
和英