朝晩、めっきり寒さを感じる様になってきましたが、体調崩したししてませんでしょうか?
「春眠暁を覚えず」と申しますが、夏から秋に移るこの時期も大変眠くなると聞きます。
天気もいいので、外にお出かけしたい気持ちも高まりますが、温かい布団の中で眠るのも気持ちのいい季節で、どちらを取れば良いのか分からなくなってしまいますね。
連休や祝日が続いて、少々疲れ気味の人も多いかと思われますが、くれぐれもお体お気を付けくださいませ。
当店も、マイペースで営業しています。
ご来店くださるお客様に、少しでも季節の変化を感じてもらえたらと、店内のディスプレイも少しずつですが変えさせてもらっています。
主に、レジ代後ろのタペストリーと、棚上のレコードジャケットです。
今回は、今年の6月終わりから9月初めにかけてのセレクトをご紹介致します。
まず、梅雨から初夏にかけてのこの2枚。
左が、フランスの歌手、フランソワーズ・アルディの1枚目。
60年代に仏で流行したポップス、「イエ・イエ・イエ」の代表的な歌手として人気を博し、その後もアーティスティックな音楽活動を続ける大御所の記念すべきデヴューアルバムです。
それまでのシャンソンとは異なり、ビートルズ以降の英米ロックミュージックの影響を受けたポップな音作りで、その時代の空気を目一杯吸い込んだ音楽です。
まだ、あどけなさが残る印象深いジャケット写真ですが、その奥の目の鋭さからは、その後の活動を予見させてくれます。
右が、ブラジルのジャズ・ピアニスト、ジョアン・ドナートの2枚目『MUITO A VONTADE』。
ジョアン・ジルベルトと並び、「もう一人のジョアン」と呼ばれている、50年代から活動を続けるジャズ・ピアニスト、ジョアン・ドナートのセウ・トリオとの競演盤です。
ボサ・ノヴァ流行末期の1964年作ですが、所謂ピアノ・トリオものとしてジャズ好きな人たちのも人気があります。
ブラジルのオリジナル版は、ほとんど存在せず、軽く5桁は必要になってきます。
ジャケットの絵が夏らしく、音楽も軽快でノリノリなので飾ってみました。
現在は、CDなら比較的入手しやすいので、ぜひお試しください。
夏の暑い季節から、夏の終わりにかけて。
左が、リントン・クウェシ・ジョンソンの3枚目「BASS CULTURE」。
ジャマイカ系イギリス人でダブ・ポエットと呼ばれる音楽の第一人者の代表作です。
それまで、ボブ・マーリーやジミー・クリフなどのジャマイカ人によるルーツ・レゲエが主流だった70年代に、在英ジャマイカンの中から、レゲエを演奏し、政治信条や生活の不満などを歌う若いアーティストが多数出現しました。
その中でも、自ら政治結社の広報的な役割を担い、独特の冷えた感じのダブ・ミュージックに政治的なポエムを乗せた新しい音楽を作り出したのが彼と相棒のデニス・ボーヴェルでした。
このジャケットの絵の通り、地下のクラブで真夜中に流れる冷えきった音楽といった印象です。
英詩を理解しないで聞くと夏にぴったりですが、内容が分かってしまうと、さてどうでしょう?
右の黄色が印象的なジャケットは、ジャック・ジョンソンの出世作「In Between Dreams」です。
暮れ行く夏の夕暮れを連想させますが、内容はもう少し楽しい感じで、ドライブ時に聞くと最高ではないでしょうか?
彼本人も、サーファーなので、海の波動や、波に乗った時の感じなんかが素直に音楽で表現出来ているのだと思います。
これから、また寒い冬に向かって季節が変わっていきますが、来年の夏にはこれを持って海へ出かけるといいと思いますよ。
今後も、さりげなく店内を彩っていきます。
ご来店の際には、ちょっと気にかけていただけたらと思います。
和英
「春眠暁を覚えず」と申しますが、夏から秋に移るこの時期も大変眠くなると聞きます。
天気もいいので、外にお出かけしたい気持ちも高まりますが、温かい布団の中で眠るのも気持ちのいい季節で、どちらを取れば良いのか分からなくなってしまいますね。
連休や祝日が続いて、少々疲れ気味の人も多いかと思われますが、くれぐれもお体お気を付けくださいませ。
当店も、マイペースで営業しています。
ご来店くださるお客様に、少しでも季節の変化を感じてもらえたらと、店内のディスプレイも少しずつですが変えさせてもらっています。
主に、レジ代後ろのタペストリーと、棚上のレコードジャケットです。
今回は、今年の6月終わりから9月初めにかけてのセレクトをご紹介致します。
まず、梅雨から初夏にかけてのこの2枚。
雨傘とビーサン。 |
左が、フランスの歌手、フランソワーズ・アルディの1枚目。
60年代に仏で流行したポップス、「イエ・イエ・イエ」の代表的な歌手として人気を博し、その後もアーティスティックな音楽活動を続ける大御所の記念すべきデヴューアルバムです。
それまでのシャンソンとは異なり、ビートルズ以降の英米ロックミュージックの影響を受けたポップな音作りで、その時代の空気を目一杯吸い込んだ音楽です。
まだ、あどけなさが残る印象深いジャケット写真ですが、その奥の目の鋭さからは、その後の活動を予見させてくれます。
右が、ブラジルのジャズ・ピアニスト、ジョアン・ドナートの2枚目『MUITO A VONTADE』。
ジョアン・ジルベルトと並び、「もう一人のジョアン」と呼ばれている、50年代から活動を続けるジャズ・ピアニスト、ジョアン・ドナートのセウ・トリオとの競演盤です。
ボサ・ノヴァ流行末期の1964年作ですが、所謂ピアノ・トリオものとしてジャズ好きな人たちのも人気があります。
ブラジルのオリジナル版は、ほとんど存在せず、軽く5桁は必要になってきます。
ジャケットの絵が夏らしく、音楽も軽快でノリノリなので飾ってみました。
現在は、CDなら比較的入手しやすいので、ぜひお試しください。
夏の暑い季節から、夏の終わりにかけて。
涼しいところへ。 |
左が、リントン・クウェシ・ジョンソンの3枚目「BASS CULTURE」。
ジャマイカ系イギリス人でダブ・ポエットと呼ばれる音楽の第一人者の代表作です。
それまで、ボブ・マーリーやジミー・クリフなどのジャマイカ人によるルーツ・レゲエが主流だった70年代に、在英ジャマイカンの中から、レゲエを演奏し、政治信条や生活の不満などを歌う若いアーティストが多数出現しました。
その中でも、自ら政治結社の広報的な役割を担い、独特の冷えた感じのダブ・ミュージックに政治的なポエムを乗せた新しい音楽を作り出したのが彼と相棒のデニス・ボーヴェルでした。
このジャケットの絵の通り、地下のクラブで真夜中に流れる冷えきった音楽といった印象です。
英詩を理解しないで聞くと夏にぴったりですが、内容が分かってしまうと、さてどうでしょう?
右の黄色が印象的なジャケットは、ジャック・ジョンソンの出世作「In Between Dreams」です。
暮れ行く夏の夕暮れを連想させますが、内容はもう少し楽しい感じで、ドライブ時に聞くと最高ではないでしょうか?
彼本人も、サーファーなので、海の波動や、波に乗った時の感じなんかが素直に音楽で表現出来ているのだと思います。
これから、また寒い冬に向かって季節が変わっていきますが、来年の夏にはこれを持って海へ出かけるといいと思いますよ。
今後も、さりげなく店内を彩っていきます。
ご来店の際には、ちょっと気にかけていただけたらと思います。
和英