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2018年1月29日月曜日

最強寒波の爪痕が…

先週、水曜日からの最強寒波による低温の影響で、県内全域で大変な状況になりましたね。

街中、雪(氷)だらけ!

車の運転も、歩くのも皆さん大変そう。

当店は、特に大きな被害はなかったんですが、住んでるマンションの受水槽付近の水道管が凍結し、5日間にわたり、水道が使えない状況が続きました。

水ってひねると出てくるものだと思い込んでました。

そのありがたみを再認識することができた貴重な一週間となりました。

今年に入り、あまりいいことがないなあと思っていたのですが、小さな使者がやってきて、少しだけ心をなごませてくれました。


餌を求めて店先までやってきます。

























なんて名前の鳥かなあと話していたところ、お客様が「あらあ、セキレイこんなとこに来るんやなあ。」と無学な私たちにその名前を教えてくれました。



ちょっとだけ、パンの耳を小さくちぎって軒先に置いておいたら、数分で全部持って行ってしまいます。

どこかで、子育てでもしているのでしょうか?

こんな冷え込んだ毎日を強くたくましく生きる鳥の姿に勇気付けられます。


さて、今月もあと3日を残すこととなり、すっかりお正月気分も抜け切ったと思われますが、1月に飾っていたレコードの紹介を少々。




















今年最初は、日本のロック70年代と80年代をそれぞれ代表する名盤をチョイス!

歌い出し「お正月といえば〜」で有名な一曲目「春よ来い」で始まる伝説のロックグループ『はっぴいえんど』のファーストアルバム。そのジャケットの印象的な看板の文字から通称「ゆでめん」。

昨年、紫綬褒章を受賞した、作詞家松本隆の出発点を記録する重要作。続くセカンド「風街ろまん」に比べて、楽曲も演奏も拙いところがありますが、日本語ロックの産声を確認できる貴重な体験となることでしょう。


そしてもう一つ。今年の干支、戌年にちなんで選んだ、芥川賞作家「町田町蔵」率いる大阪のパンクバンドINUの唯一のスタジオアルバム『メシ喰うな!』。

可愛らしさを売りにする店内には不似合いな挑発的なジャケットですが、アルバムタイトルの由来となっている逸話が面白いので飾っています。

「パンクやったらパン食うやろ、メシ食うなや!」

パン屋なのでオッケーです!


どちらも、赤と黄色を主体とした色使いが、寒々しい店内を少しだけ明るくしてくれていますよ!




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