なので、うっかりしてたらもう12月の中旬まで暦が進んでいました。
お客様や知人から、「なんか年末感無いわねえ。」と伺うことも多く、皆さん同じ気分なのかなあと思ってみたりしてます。
12月からは毎年、店内ディスプレーをクリスマス仕様にしてるのですが、なんだかイマイチ盛り上がらない感じ。私たちが子供の頃のようにイヴェントや娯楽が少なかった頃と違い、今はそんなに重要なことではないのかもしれませんね。
しかし、今週中頃からは、本格的に冬がやって来るようなので、今から気持ちを高めて今年の締めくくりをしていきたいです。
ということで、12月の飾りレコ紹介。
新聞の見出し風!? |
これも毎年恒例、ビートルズのジョンの命日に合わせて関連のレコードを飾り続けていますが、今年の世界の状況からこのレコードをチョイス。
ジョンのビートルズ解散後、3枚目のソロアルバムという位置付けの「サムタイム・イン・ニューヨークシティ」。
実際には、ヨーコさんとの共演盤で、当時の時事問題に深く切り込んだ、かなりヘヴィな内容。
かわいい店内には不釣合いかもしれませんが、今一度世界のことを考えてみるきっかけになればと思います。
そして、冷蔵庫の上には、この名曲を。
二人の力関係が... |
クリスマスの時期に必ず耳にする名曲中の名曲、ワム!の「ラスト・クリスマス」のUK orig.
7インチ。
アンドリューのとぼけた演技が冴え渡っています。
有能な友達は、大切にしておいた方が良いという教訓を伝える切ないラブソング。
迫真の演技! |
そして今週からは、最近何かと話題の日本のシティポップの名盤をどうぞ。
左下の「ミニヨン」。 |
元シュガーベイブの大貫妙子のソロ3作目。
当時は全く売れなかった(ユーミンのようには)為、現在法外な値段で取引される、シティポップブームを象徴するレコード。
海外からも問い合わせが多いらしく、今年3度目のアナログ再発があった。
個人的には、1、2枚目の方が好みで、うっかり買い逃していたらいつの間にか手の届かない存在になってた。
本当は、1987年に出た「Pure Acoustic」(写真右下)が最高傑作だと思っていて、これを最初に聴いてしまったため次に進めなかった。
今も精力的にコンサート活動を続けているので、いつかは生で聞いてみたいです。
いい音楽に、いいコーヒー、そしておいしいパンやお菓子を用意して寒い冬を乗り切っていきたいですね!
和英